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<<   作成日時 : 2010/11/25 10:49   >>

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「戦い」について--社長の条件(3)

今回は、経営の実務に関することのうち「戦」について述べる。企業経営は、競争であり、理念の優劣と利益の寡多を争う競争である。しかし、同じ業界の一見紳士的に見えた企業が突然奇妙な攻撃を仕掛けてくることもある。のっとりや倒産を脱法または脱法すれすれの商売にしている者もいる。かれらに負ければ、その会社はつぶれてしまう。彼らとたくみに戦って、負けないことも経営者に必要な条件である。
善良な経営は、自分から他社に対してあざとい攻撃を仕掛けてはならない。理念の優劣と利益の寡多を争う競争で勝てばよいのである。あくどい詐欺や攻撃を受けたら専守防衛が基本である。「専守防衛」は、誰があざとい攻撃をしているかを世間に広く知らせる最も良い手段である。大人の喧嘩では世間を味方にした者が勝つのである。すなわち、むやみに戦わず直接勝つ必要はないが、負けないことが経営者には求められるのである。
「キツネのように用心深く、獅子のように荒々しく」、変幻自在に戦うことのできる能力が社長の一つの条件である。
条件を満たす者が多ければ、よりよく「キツネのように用心深く、獅子のように荒々しく」できる者が社長に選ばれる可能性が高い。

論評

能力だけが全てではないということが分かる文章である。同じ業界の中にもさまざまな人がいるのは当然のことで、どうやってこの業界の中で生き残るのかは非常に大事な問題である。「変幻自在に戦うことのできる能力」というのは、さっき上に述べた能力だけでは判断が不可能な能力であろう。が、より多い条件を満たす者が多ければ多いほど、「変幻自在に戦うことのできる能力」というのはより大事になるだろう。


3つまたは5つの戦略--社長の条件(4)

社長になるためには身につけておかなければならない能力はいろいろである。社長はその会社ではトップであり、全部の責任を負っているのである。すなわち全能であることを要求されている。このように言うとあまりにも漠然としていて、何をして良いかわからなくなる。
社長といわずも経営者ならば、経営の戦略を持たなければならない。時々、会社経営者からお話をうかがうと戦略論ばかりで、「経営目的」について語ることのない人に出会うことがある。こんな人が社長になると会社はたちまち傾いてしまう。「目的なき戦略」はどんなに立派な戦略を掲げても、誰もついてこないので、戦う前にすでに負けているのである。逆に、すばらしい「経営理念と目的」を掲げていても、戦略なき社長の場合はたちまちにして行き詰まるのである。「戦略」は「経営理念と目的」に従属し、「経営理念と目的」は「戦略」によって支えられる。「会社は、お金が儲かればいいのだ」という人も多いが、社会に役立たない仕事は、やがて社会から抹殺される運命にある。企業が存続を許されるのは、社会にとって役立つからである。人も社会に生かされているが、企業もまた社会によって生かされているのである。そのような戦略は、「前方戦略」「社内戦略」「後方戦略」である。これらを「主要な3つの経営戦略」と呼ぶ。「前方戦略」は顧客に商品やサービスを買っていただくための戦略である。「社内戦略」は経営理念の徹底、モラルの向上、技術教育・商品知識の周知、人事考課などである。「後方戦略」は仕入れルートの開拓、外注・下職さんから信頼を得ること、などがここには含まれる。言語や文化の違う海外との取引のためには、エージェントを利用したり、特別な社員教育を必要としたりすることも多い。国内とは異なるポリティカルリスクや文化リスクもある。宗教上の理由で取り扱えない品物もある。リスクがあっても海外との取引は避けて通れない。これらに対応するものは「海外戦略」である。企業が提供する商品やサービスは、陳腐化すれば市場から見捨てられてしまう。市場のニーズを探るとともに、新たなシーズを探さなければならない商品開発やサービスの開拓、市場ニーズの変化などについて、常に大学人や社外のシンクタンクの意見を聞ける環境を整備しておく必要がある。これが「学術戦略」である。
会社の経営者は、これらの5つの戦略のすべてに精通していなければならない。それぞれの戦略がどんなものか、実践を経験して身に着けていなければならないのである。社長を目指すものは、経営戦略をよりよく理解し、学び、また実践の中で力をつけなければならない。「戦略・戦術」には、経営者の「瞬発力」がものをいう。事態の変化に気づいたら、間髪いれずに行動する行動力が必要である。


論評

社長として企業を支えていくためにはただ、利益だけを考えて動くのではなく、善良な経営を行うことが大事なんだと感じた。会社や契約はあくまで人と人の繋がりによって成り立っているものであるのだと改めて考えさせられる。戦略、戦術においては何よりも瞬発力が求められており、頭の回転の速さが社長を勤めるにおいて大切であろう。また、こういう条件をよく身につけ、零細企業において、社員らは、会社を支える戦略に気づかなければならないのだろう。

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