授業用ブログ

アクセスカウンタ

zoom RSS 文献の要約と論評

<<   作成日時 : 2010/11/25 11:30   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

●文献の要約●

「グローバル社会の情報論」
今日私たちは都市文明の根本的な転換を迎えようとしている。アメリカニゼーションと呼ばれる都市型生活様式が20世紀初頭にうちたてられ、第二次大戦後高度経済成長とともに先進諸国で普及、グローバル化の波に乗り全地球的規模で都市型生活様式が定着した。そして電子ネットワークによる諸都市のグローバルな統合が進んだ。
1990年代以降、社会科学の分野でグローバリゼーションという概念が関心を集めるようになった。グローバリゼーションは、主として市場を媒介とした世界の結合関係の深化という経済現象や、国境を越えたコミュニケーションの量的質的高度化による文化変容と捉えられている。近年ではインターネットがきわめて安価な情報発信手段を個人に与え、地球規模の共通感覚を形成する可能性を開いた。金融の面でも自由化が進み、国際金融がコンピュータによる情報処理、ネットワークの能力を活用し経済活動の中でもグローバリゼーションを表現してきた。コンピュータや衛星放送の新しい技術により、世界中の国家機能を変型しながらグローバル資本は蓄積された。
90年代半ばに「インターネット」がグローバル情報ネットワークとして登場し、グローバル情報インフラとの認識が一般化しグローバルな情報構造、関係構造を大きく変えた。情報サービスやコンピュータが誰でも利用できる段階になり社会や産業だけでなく個人のライフスタイルや労働スタイル、企業活動、教育、研究、医療などのアクティビティを変えた。
EUは社会的なイノベーションを進めるためインターネットの普及と使用料の引き下げを行った。当初、インターネットの普及に最も消極的だったフランス政府も世界的なインターネットの展開、米国の挑戦などで、政策を転換し新しい情報社会への挑戦をせざるを得なくなった。
1990年代には日本を含むアジア地域のメディア情勢も大きく変化しアジア各国の目覚ましい経済成長とともに急速に拡大成長したメディア市場は巨大な金鉱としてグローバルメディア企業を魅了した。このアジア地域の情報やメディアの流れはインターネットの発達において飛躍的に増えている。
今や、インターネットは世界経済においてなくてはならない存在なのである。


「日本人とインターネット」
最近いろいろな場面でインターネットの重要性が声高に説かれている。「インターネットの利用能力が低いと国際的な産業競争に敗北する。」とか「インターネットの開発力や利用能力を高めないと新規事業や新しい産業は起こせない。」などという意見が飛び交っている。明らかに、インターネットは日本人の危機意識を刺激している。我々日本人にとってインターネットは現代の黒船のようなものかもしれない。
このインターネットというメディアは米国を中心とした欧米の大学生や無名の若い技術者たち、それに一般市民の個人的な力の結集で発展してきた。なぜ普通の市民たちがこのようなメディアをつくりだせたのか。また、なぜ日本ではこのようなメディアは生まれなかったのか。それは日本人にとってインターネットは日本では生まれない発想からできた異文化のメディアであるからなのだ。そしてインターネットの普及を唱え始めた今こそインターネットを生み出した社会の文化や時代精神を理解する必要があるといえる。
インターネットは個の強い米国において「協調」や「共生」の意識を育てる作用をし、逆に集団主義的な弊害の強い日本で個の自立意識を育てるメディアになろうとしている。しかしインターネットを活用して形成されつつあるアメリカンスタンダードに呑まれつつあるともいえる。このままいくと米国企業が戦略的に活用しようとしているインターネットの情報環境とその発展の活力も損なわれてしまうだろう。
インターネットが日本の産業社会の発展に不可欠という前提に立ち。二十一世紀のサイバー社会で日本が一定の役割を果たそうとするならば、閉鎖的な集団主義から個の自立あるいは自律、尊重に基づく公開、共生的社会に向けて意識変革を行い、そのうえで独自の社会変革構想による戦略を持たなくてはならないだろう。そのためには日本における市民社会領域の形成が不可欠となる。


●論評●
今、世界規模で産業、政治、経済、メディアどの観点から見てもインターネットは必要不可欠のものとなっている。これからの社会ではインターネットと情報を正しく、どれだけ有効に効率よく使えるかがとても重要になってくると思う。日本という小さな島国が欧米や米国といった大国と肩を並べるためには、それが一番手っ取り早い手段でもあると同時にとても難しいことだろうと感じた。

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
文献の要約と論評 授業用ブログ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる